北信ふくしMねっと主催 研修会のお知らせ
- 2019年02月06日 UPDATE
- カテゴリ:研修のご案内
H31年1月25日(金)
今年度、サービス向上部会では、「支援者も元気になる!!」を一年間の大きなテーマとして、全4回の研修会を企画しています。今回は、今年度最後となる第4回研修会が開催されました。
今回のテーマは、
「児童館・児童クラブ・放課後等デイサービスの連携~連携の大切さについて~」です。
まずは事例を通して連携の様子をお話頂きました。
1つ目の事例は、児童クラブと放課後等デイサービスを利用する中で力をつけ、自分の意思を伝える、自分で選んで決めるができるようになった小学生のお子さんの事例でした。そこに至る支援の中では、児童クラブと放課後等デイサービス事業所で様子を共有し、スケジュールの提示方法を統一し...といった連携がありました。
2つ目の事例は、慣れない場所や人への不安感があり、にぎやかな場が苦手なお子さんの事例でした。そのお子さんが利用されている放課後等デイサービスは、同じ建物の中に、児童クラブ、子育て支援センター、病後児保育等もある複合タイプの児童館となっており、児童クラブのお子さんやスタッフとも自然と触れあう機会があったり、児童館全体の交流の機会に楽しく参加できている様子の報告がありました。
事例報告の後は、グループワークを行いました。
平成30年11月19日(月)
今年度、サービス向上部会では、「支援者も元気になる!!」を一年間の大きなテーマとして、全4回の研修会を企画しています。
今回は、第3回目の研修会が開催されました。
「支援者も元気になる!!きいてしゃべってスッキリ~」をテーマに
臨床心理士 三田 恵理子氏にご講演いただきました。
第一部前半では、「きく」について、解りやすくお話し頂きました。
「きく」には、『聞く』『訊く』『聴く』がある。特に福祉の現場では、「訊く→具体的な数字などを提示して確認する」「聴く→相手の話しに耳を傾ける」が大切になってくる。片方だけでは成り立たない。両者が揃って完全なものとなるとの事でした。
第一部後半では、上記の事を踏まえ、2人1組で「お客さん」役と「店員」役に分かれてワークを行いました。
① 「お客さん」は、自分が着たいと思った服を用紙にこっそりスケッチする。
② その服のポイントもメモする。
③ 完成したら、口頭のみで「店員」に伝える。(注文する)
④ 「店員」は「お客さん」の注文を『訊いて』用紙にスケッチする。
※わからないところは質問OK、ジェスチャーは禁止。
⑤ 完成したらお互いに見せ合う。
⑥ 2人のスケッチは同じ様なものになったか確認。
⑦ 「お客さん」はその服のポイントを説明し、「店員」は服への思いを『聴く』。
上記のワークを終えた後に三田さんより、相手はどこを見て話していると思うか?全体へ問いかける中で話の内容は当然だけれども、それ以上に表情や声のト-ン、きく姿勢、ジェスチャーが重要なことを教えて下さいました。三田さんの、「スキルでは補えない何かを見つけ出し、今の自分の気持ちに目を向け、きく気持ちになっているのかに気づく事が大切」との言葉に感銘を受け、今後の仕事に向かう姿勢を改めて考えさせられる内容でした。
第二部では、ワールドカフェ方式で、「職場で求められている自分」「うれしかったことば」をテーマにお菓子、お茶を飲みながらざっくばらんに話し合いました。色々な意見が活発に出され、時間内では収まらないグル-プが何カ所も見られ有意義なものとなりました。
※次回研修会は、1月25日(金)、児童の支援をテーマに連携の大切さについて考える研修会を行います。ぜひご参加ください。
H30年12月3日(月)13:00~16:00
権利擁護部会主催研修会
「権利擁護ってなに??~知っておきたい!成年後見制度とその活用の様子~」
が開催されました!
まずは、寸劇「丸山花子さんの日常~あれ?大丈夫??~」を皆さんにご覧頂きました。主人公の丸山花子さんが、親切を装った若者に色々と商品を売りつけられ、良くわからないまま高額な商品をローンで購入し、気が付いたら多額の借金が...といった内容です。寸劇で、「成年後見制度の利用を検討してみてはどうでしょう?」というところから、「成年後見制度についての研修会に行ってみよう!」ということで、講演会「成年後見制度とは?」に突入。
長野家庭裁判所 主任書記官 滝澤佳史氏を講師に招き、家庭裁判所の実務についてご紹介頂き、成年後見制度の概要や利用までの流れ等についてご説明頂きました。普段の生活ではなかなか馴染みのない家庭裁判所ですが、そんなに遠い存在ではないんだなぁと感じさせて頂きました。成年後見制度の概要等についても丁寧にご説明頂きました。
続いて、「成年後見制度を活用して~後見受任者の想い~」をテーマに、実際に後見受任されている方々にご登壇頂き、シンポジウムを行いました。豪華な顔ぶれです。
【シンポジスト】
市民後見人 高橋繁夫氏
ひまわり長野 青木恵里子氏(弁護士)
ぱあとなあながの 渋沢昌記氏(社会福祉士)
北信圏域権利擁護センター 小湊敬子氏
【進行】リーガルサポートながの 竹内利一(司法書士)
全体で3時間程の研修会でしたが、内容のギュッと詰まった実りある研修会となりました。
ご参加頂いた皆様、ご登壇頂いた皆様、ありがとうございました。
研修会のご報告
「プロの支援者としての良い距離感」が開催されました!
地域生活支援拠点等事業検討会では、今年度、地域の支援の専門性向上を目的に年4回の研修会を企画しております。
その第3弾として、H30年12月5日(水)、「プロの支援者としての良い距離感」を開催しました。
講師は、日本相談支援専門員協会 顧問 福岡寿氏。
今回の研修会は約60名と大勢の方にご参加いただきました。
講師の福岡さんからは、実例をまじえ、とてもわかりやすく、ユーモアたっぷりにお話を頂きました。
・信頼関係=コミュニケーションを深め仲良くなる、という勘違い。そこから生まれるプライベート関係の強化。
・こちらの支援に乗って欲しいという下心をもつと、ご機嫌取り、おもねりになる。その方の障がいに起因する特性に対する必要十分な配慮のみに徹し続ける支援の重要性。
・役割関係(取りかえのきく関係)と存在関係(取りかえのきかない関係)を混乱せず、役割関係で支援に徹する事。またそれを支援者一同で意思統一しておくことの大切さ。
などなど...まだまだ盛りだくさん、胸に突き刺さるメッセージばかりでした。
「プロの支援者」とはどういうものか...
支援者の役割・立ち位置とは何か...
自分自身の支援は大丈夫か...
お話を聞きながら日々の支援が思い浮かび、振り返り、反省し...様々な事を
考えさせられました。
何度でも聞きたい、とっても充実した研修会でした。
研修会 第4弾は、「現場で使える行動障害のアセスメント~ヘルパーの視点を中心に~」です。
ぜひご参加ください!
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