【中止になりました】サービス向上部会 第1回研修会のお知らせ
- 2020年08月05日 UPDATE
- カテゴリ:研修のご案内
現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、下記イベントの開催中止を決定いたしましたので、お知らせいたします。
皆様にはお忙しい中ご予定をいただいていたところではございますが、関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、中止することにいたしました。
急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
【中止のイベント】
・地域生活支援拠点等事業検討会主催「医療的ケアが必要な人たちの地域生活を支えるために」
【予定されていた日時】 令和2年3月3日(火)10:00~12:00
・第2回重心・医療的ケア児等親の会
【予定されていた日時】 令和2年2月28日(金)10:00~12:00
2019年度第2回北信地域障がい福祉自立支援協議会
令和2年2月13日(木) 飯山庁舎にて
「2019年度第2回北信地域障がい福祉自立支援協議会」が開催されました。
内容は、
1、2019年度各部会活動報告
各部会の代表者より、今年度の活動報告がありました。
その中でも今年度の主な成果としては、
①
そだちネットワーク部会にて、医療的ケアの連携強化を図るための課題検討チームの話し合いを行った結果、自立支援協議会内に新たな部会(協議の場) の設置へ向かうこと
②
地域生活支援拠点等事業検討会にて、地域全体で障がい者の地域生活を支えられる様、「面的整備」に着手し始めたこと
③
児童発達支援センターの設置について検討を行い、この圏域ならではの取りくみ、方向性の検討を行ったこと
といった3点が挙げられます。
来年度も第5期障害福祉計画の目標達成に向けて、今年度同様、自立支援協議会・各部会が有機的に機能し、この地域の障がい福祉の充実につながる様に取り組んでいきたいと思います。
2、「重心・医ケア部会」の立ち上げについて
そだちネットワーク部会内 医療的ケア児課題検討チーム座長より、これまで話し合われてきた事をご報頂きました。
医療的ケア児等課題チームでは、医療的ケア児等の支援のための協議の場の設置にむけ、検討を重ねてきました。協議の場をどのように設置したら良いか、またどの様な協議が行われると良いかを整理するため、課題を抽出し、方向性を出しました。
その結果、自立支援協議会に「重心・医ケア」部会として協議の場を設置し、①地域連携、②地域課題、③親の会の3つを部会の活動の柱とすることになりました。そのため、来年度4月の部会設置について承認を頂きたい、というご報告を頂きました。
協議の結果、承認を頂き、
来年度より協議の場(仮称)重心・医ケア部会を設置・活動開始することとなりました。
3、その他
○ 研修会のお知らせ
5月30日(土) 13時~16時 [場所] 飯山市文化交流館 なちゅら
【発達障がい支援フォーラム】
発達障がい児が安心して大人になっていくために
~私たちができること~
[講演] 『思春期に大切にしたいこと』 ~自立?自律?~
講師: 信州大学医学部付属病院
子どものこころ診療部部長 本田秀夫 氏
[シンポジウム] 『社会が変わる 地域も変わる』
本田秀夫 氏、(日本相談支援専門員協会顧問) 福岡寿 氏、(長野県飯山養護学校校長) 高山和浩 氏
2019年度第4回サービス向上部会研修会が開催されました!
2020年1月30日(木)、今年度第4回となるサービス向上部会主催の研修会が開催されました。サービス向上部会では、良い支援を行うためには支援者自身が元気である必要があることから、「支援者も元気になる‼」を大きなテーマとし、研修会を開催しております。
今回今年度最後となる第4回研修会は雇用支援ネットワーク部会と共催し、「大人になるってなんだろう⁉働くってなんだろう⁉」と題し、就職して活躍されている当事者とその支援者を講師にお招きし、お話を伺いました。
前半は、講師の湯本雄太さんと、就業・生活支援センターの宮﨑さんの対談形式で、湯本さんの体験談を伺いました。特別支援学校高等部を卒業後、親の勧めで介護施設に就職し、施設清掃をメインに介護補助のお仕事をされていた湯本さん。長くお勤めされましたが、交代勤務の大変さ、会社からの期待(うれしい反面負担)等、苦しい状況となり退職。そこから就職活動が始まります。当初「もう介護施設は嫌」と思い、「これならできそう」と思う職業の求人を探されていました。その中で「やってみたい」と思う求人(きのこ屋、ホテル等)があれば職場実習を行い、振り返り。それを何度か繰り返してたどり着いたのは、介護施設での清掃業務でした。嫌だと思っていたはずの介護施設ですが、実習を通して「ここならできそうと思えた」とのことでした。現在、再就職して1年半。気になること、困ること等あれば相談し、職場の方にも働きやすいように配慮してもらうことができ、安心して働き続けられています。
後半は、放課後等デイサービス事業所のスタッフ2名が加わり、児童を支えている支援者から湯本さん、宮﨑さんへ質問を投げかける形でお話を伺いました。ついつい卒業するまでに、挨拶ができるようにとか、バスに乗れるようにとか、できることを増やしていこうと考えてしまいがちですが、それよりも...と湯本さんと宮﨑さんからお話があったメッセージは、「挑戦することを認めてほしい。挑戦してどうだったかを一緒に考えてほしい。」「選択できる経験値を持つことが大切。それがあれば自分で決められる。」でした。また、後輩へのアドバイスを聞かれた湯本さんからは「卒業前に信頼できる相談員を見つけて」と。"信頼できる相談員"とは、「優しい、でもなんでも『いいよいいよ』と言ってくれる優しさではない、時には励ましてくれる、けれども『ダメ』と言わない」とのこと。