「精神障がい者への支援力を高めよう~現場で使える認知行動療法~」が開催されました!

研修会のご報告

「精神障がい者への支援力を高めよう~現場で使える認知行動療法~」が開催されました!

 

地域生活支援拠点等事業検討会では、今年度、地域の支援の専門性向上を目的に年4回の研修会を企画しております。

その第2弾として、H301026日(金)、「精神障がい者への支援力を高めよう~現場で使える認知行動療法~」を精神部会共催で開催しました。

講師は、長野松代総合病院 心療内科・精神科 心療内科部長 福家知則氏。

今回の研修会は約60名と大勢の方にご参加いただきました。

 

福家先生からは、認知行動療法について、とてもわかりやすくお話を頂きました。

・認知行動療法における3つのコミュニケーションスキルとして、①開かれた質問、②共感、③答え探しがあり、その順番が大事だということ。

・共感が上手くいった場合、相手からは「そうなんです」と返答がある。そしてその「そうなんです」がラポールマーカーとなる。

・ソクラテス式問答(クセになっている考え方に対して行われる「パターン化されて気づかない考え」等に、気づかせるための質問)で、"自分で気づく"を大切にすること。

・認知行動療法の目的は、認知面・行動面・身体面からのアプローチで気分を変える事。

などなど...まだまだ盛りだくさんです。

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具体的な例も示しながら、本当にわかりやすくお話頂き、参加された皆さんも真剣に聞き入っている様子でした。

 

「認知行動療法」と言葉だけ聞くと、難しいイメージを持ってしまいますが、今回の研修会で、日々の支援に活かせるだけでなく、自分自身にも応用できる、身近なものだという事を感じられる時間となりました。

301105②.jpgのサムネイル画像

 


とっても充実した研修会となりました。

 

研修会 第3弾は、「プロの支援者としての距離感」です。ぜひご参加ください!


「プロの支援者としてのよい距離感」研修会.PNG

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「プロの支援者としてのよい距離感」研修会.pdf
2018年11月05日 UPDATE
カテゴリ:活動報告

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