H28年11月11日（金）

今年度第3回目となるサービス向上部会の研修会が開催されました。

今回のテーマは「障害福祉サービスと介護保険サービスの連携」。

障害福祉と介護保険、両方の事業所から25名程の参加がありました。

まずは、中野市介護予防包括支援係の山田ゆかり氏に、

障害福祉サービスと護保険サービスの種類や制度の違い等お話頂きました。

障害福祉サービスを利用されている方も65歳を迎えると介護保険の対象となります。

その際に、一律に介護保険サービスを優先するのではなく、お一人お一人の状況に応じて、

その方が必要としているサービスを受けられる様に考えていく必要がある、とのお話を頂いたり、

H29年度からの介護保険の新しい動きにも触れていただきました。

参加された皆さんからも「とても勉強になった」との感想を多く頂きました。

次に、中野市社会福祉協議会訪問介護事業所の丸山照枝氏から、

実際の事例として、65歳になって障害福祉サービスから護保険サービスへ移行したケース、

65歳を迎えても障害福祉サービスを継続しているケースなどの報告を頂きました。

その後、グループ毎に今日の講義や事例報告から学んだこと・感じた事、

日々の支援の中での想い等ざっくばらんに話し合いをしました。

普段関わりの少ない他事業所の方や、他職種の方と気軽に様々な話ができ、

どのグループも盛り上がっていました。

研修会を閉会した後も、皆さん話し足りない様子で、どのグループのお話を継続されていました。

こんな風に気軽に話す中でお互いを知る事ができ、今後の連携につながっていくのだろうな、

と感じたあたたかい風景でした。

次回、今年度最後となる第4回研修会を1月10日（火）に開催いたします。

第4回は「日々の支援に元気をもらえる講演会」と題し、

日本相談支援専門員協会顧問の福岡寿氏にご講演をいただきます。

後日詳細をお知らせいたします。ぜひご参加ください。