カテゴリ : 活動報告

「2019年度第2回北信地域障がい福祉自立支援協議会」が開催されました。

2019年度第2回北信地域障がい福祉自立支援協議会

令和2213() 飯山庁舎にて

2019年度第2回北信地域障がい福祉自立支援協議会」が開催されました。

 

内容は、

12019年度各部会活動報告

各部会の代表者より、今年度の活動報告がありました。

雇用支援ネットワーク部会(2019年間活動報告).pdf

本人中心部会(2019年間活動報告).pdf

サービス向上部会(2019年間活動報告).pdf

精神部会(2019年間活動報告).pdf

そだちNW部会(2019年間活動報告).pdf

権利擁護部会(2019年間活動報告).pdf

幹事会(2019年間活動報告).pdf

 

 

その中でも今年度の主な成果としては、

    そだちネットワーク部会にて、医療的ケアの連携強化を図るための課題検討チームの話し合いを行った結果、自立支援協議会内に新たな部会(協議の場) の設置へ向かうこと

    地域生活支援拠点等事業検討会にて、地域全体で障がい者の地域生活を支えられる様、「面的整備」に着手し始めたこと

    児童発達支援センターの設置について検討を行い、この圏域ならではの取りくみ、方向性の検討を行ったこと

 

といった3点が挙げられます。

 

来年度も第5期障害福祉計画の目標達成に向けて、今年度同様、自立支援協議会・各部会が有機的に機能し、この地域の障がい福祉の充実につながる様に取り組んでいきたいと思います。

 

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2、「重心・医ケア部会」の立ち上げについて

そだちネットワーク部会内 医療的ケア児課題検討チーム座長より、これまで話し合われてきた事をご報頂きました。

 

医療的ケア児等課題チームでは、医療的ケア児等の支援のための協議の場の設置にむけ、検討を重ねてきました。協議の場をどのように設置したら良いか、またどの様な協議が行われると良いかを整理するため、課題を抽出し、方向性を出しました。

その結果、自立支援協議会に「重心・医ケア」部会として協議の場を設置し、①地域連携、②地域課題、③親の会の3つを部会の活動の柱とすることになりました。そのため、来年度4月の部会設置について承認を頂きたい、というご報告を頂きました。

 

協議の結果、承認を頂き、

来年度より協議の場(仮称)重心・医ケア部会を設置・活動開始することとなりました。

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3、その他

○ 研修会のお知らせ

 530() 13時~16 [場所] 飯山市文化交流館 なちゅら

【発達障がい支援フォーラム】

発達障がい児が安心して大人になっていくために ~私たちができること~

 

[講演] 『思春期に大切にしたいこと』 ~自立?自律?~

講師: 信州大学医学部付属病院 子どものこころ診療部部長 本田秀夫 氏

[シンポジウム] 『社会が変わる 地域も変わる』

本田秀夫 氏、(日本相談支援専門員協会顧問) 福岡寿 氏、(長野県飯山養護学校校長) 高山和浩 氏

2020年02月27日 UPDATE
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2019年度第4回サービス向上部会研修会が開催されました!

2019年度第4回サービス向上部会研修会が開催されました!

 

 2020130日(木)、今年度第4回となるサービス向上部会主催の研修会が開催されました。サービス向上部会では、良い支援を行うためには支援者自身が元気である必要があることから、「支援者も元気になる‼」を大きなテーマとし、研修会を開催しております。

 今回今年度最後となる第4回研修会は雇用支援ネットワーク部会と共催し、「大人になるってなんだろう⁉働くってなんだろう⁉」と題し、就職して活躍されている当事者とその支援者を講師にお招きし、お話を伺いました。

  前半は、講師の湯本雄太さんと、就業・生活支援センターの宮﨑さんの対談形式で、湯本さんの体験談を伺いました。特別支援学校高等部を卒業後、親の勧めで介護施設に就職し、施設清掃をメインに介護補助のお仕事をされていた湯本さん。長くお勤めされましたが、交代勤務の大変さ、会社からの期待(うれしい反面負担)等、苦しい状況となり退職。そこから就職活動が始まります。当初「もう介護施設は嫌」と思い、「これならできそう」と思う職業の求人を探されていました。その中で「やってみたい」と思う求人(きのこ屋、ホテル等)があれば職場実習を行い、振り返り。それを何度か繰り返してたどり着いたのは、介護施設での清掃業務でした。嫌だと思っていたはずの介護施設ですが、実習を通して「ここならできそうと思えた」とのことでした。現在、再就職して1年半。気になること、困ること等あれば相談し、職場の方にも働きやすいように配慮してもらうことができ、安心して働き続けられています。

 

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 後半は、放課後等デイサービス事業所のスタッフ2名が加わり、児童を支えている支援者から湯本さん、宮﨑さんへ質問を投げかける形でお話を伺いました。ついつい卒業するまでに、挨拶ができるようにとか、バスに乗れるようにとか、できることを増やしていこうと考えてしまいがちですが、それよりも...と湯本さんと宮﨑さんからお話があったメッセージは、「挑戦することを認めてほしい。挑戦してどうだったかを一緒に考えてほしい。」「選択できる経験値を持つことが大切。それがあれば自分で決められる。」でした。また、後輩へのアドバイスを聞かれた湯本さんからは「卒業前に信頼できる相談員を見つけて」と。"信頼できる相談員"とは、「優しい、でもなんでも『いいよいいよ』と言ってくれる優しさではない、時には励ましてくれる、けれども『ダメ』と言わない」とのこと。

 

 体験に基づくお話にはやはり説得力があり、参加された皆さんも真剣に聞き入ったり、質問もあがったりしていました。本当に貴重なお話を伺えた研修会となりました。

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2020年02月19日 UPDATE
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地域生活支援拠点等事業検討会主催 2019年度 第3回研修会が開催されました!

地域生活支援拠点等事業検討会主催 2019年度 第3回研修会が開催されました!

 

2020123日(木) 松本圏域発達サポートマネージャーの新保文彦さんをお呼びして「将来を見据えた子どもの支援の見立てと手立て」と題して研修会を開催し、福祉・教育・行政関係者の大勢の参加がありました。研修会では、発達障がいの特性や支援のポイントを、具体的な事例を通して、わかりやすくご講演頂き、幼少期からの支援の大切さを学ぶことができました。また脳の発達から発達障がいを考えるという、新たな視点をもつことができ、納得できることが多くありました。今後の支援のバリエーションも増えそうです。

 

(研修会に参加された方の感想)

 

・声の大きさ、会話のスピードなど、普段あまり気にかけていないことが、相手には不快なのだと改めて学んだ。

・脳の発達や発達障がいを理解していくきかっけと手掛かりを得ることができた貴重な時間だった。

・今までも発達障がいの勉強をしていたが、自分が思っていた以上に、幼少期の関りが大切だとわかった。

・具体的な事例を交えてのお話、とても分かりやすくあっという間の2時間だった。

・自分の子どもの子育てにも通じるものがあり、大変勉強になった。「13字まで」の意識、感動した。私も話し方、意識していきたいと思った。

・母子保健を担当している。乳幼児からの関わりが大切なことを職場で共有し保護者に伝えていきたい。

・問題行動の背景が見えてくると、今までの行動に納得できた。

・ライフステージを通した支援の必要性を感じた。脳の構造、特性が確認できてよかった。

・80・50問題、職場の発達障がいの方とのかかわり方で悩んでいたが、大きなヒントを沢山頂き、職場皆で統一した関りをしていきたいと思った。自分の行動を変えてみたい。

 

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次回のお知らせ

「医療的ケアが必要な人たちの地域生活を支えるために」

【講師】 長野県医療的ケア児等スーパーバイザー  亀井 智泉 氏

【日時】 令和233日(火)10001200 

【場所】 飯山庁舎 3階 大会議室

2020年02月07日 UPDATE
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地域生活支援拠点等事業検討会主催 2019年 第2回研修会が開催されました!

地域生活支援拠点等事業検討会主催 2019年 第2回研修会が開催されました!

 

20191220日(金)地域生活支援拠点等事業検討会主催の研修会「暮らしたい場所で暮らせる地域づくり」が開催されました。和やかな雰囲気の中、地域移行された当事者の方2組とその支援者の方からお話を伺いました。福祉・教育・病院・行政様々な立場の方の参加がありました。

 

(入所施設からグループホームへ移行された方のお話)

自分の想いを周囲に伝えることで、思いを叶え実現してきた経過や、大好きなコーヒーを飲みに出かけて余暇を楽しみ満喫しているお話を聞かせて頂きました。一人で外出する機会を通じて移動の大変さや環境面での不便さなど困り感も話され、地域の課題として投げかけられる場面もありました。

 

(グループホームからアパートへ移行された方のお話)

仲間とグループホームからアパートに出られ、シェア生活を送っているお二人からお話を伺いました。グループホームの生活は、当事者も支援者も自立を意識した生活を送り、その結果アパートへの移行が実現でき、現在はそれぞれに夢や目標をもって暮らしている様子を話されていました。将来は趣味の編み物の作品を展示した場所に、障がい者も健常者もみんなで集い過ごせる憩いの場所を開くのが夢と話され、「夢を持つことは希望につながる」と明るく力強く話されていました。

 

(研修会に参加された方の感想)

「当事者の方と支援者の皆さんの生の声を直接聞くことができてよかった」という声をたくさん頂き、参加された皆様より大変ご好評をいただきました。またその他にも、「支援者も元気を頂いた」「支援者目線ではなく、当事者の方の目線で発信していかなければと改めて感じた」「福祉に関して求めていることや、当事者の方が持つ夢を聞くことができて、今後の地域づくりの基本的なところを聞けてよかった」など、参加された皆様がいろいろ感じ考える良い研修会になりました。


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次回のお知らせ

「将来を見据えた子どもの支援の見立てと手立て」

【講師】 松本圏域 発達障がいサポートマネージャー  新保 文彦 氏

【日時】 令和2123日(木)10001200 

【場所】 飯山庁舎 3階 大会議室

2020年01月17日 UPDATE
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2019年度第3回サービス向上部会研修会が開催されました!

2019年度第3回サービス向上部会研修会が開催されました!

 

20191121日(木)、今年度3回目となるサービス向上部会主催の研修会が開催されました。サービス向上部会では、良い支援を行うためには支援者自身が元気である必要があることから、「支援者も元気になる!!」を大きなテーマとし、研修会を開催しております。第3回研修会では、「きいてしゃべってスッキリ パート2~ご存じでした?実はここが大切!コミュニケーションの隠れたポイント~」と題し、講師に臨床心理士の三田恵理子氏をお招きし開催いたしました。

 

まずは講師より、「コミュニケーションの隠れたポイント」についてお話頂きました。

・同じ1枚の写真を見ても何を思うかは人それぞれ。その人の置かれた立場によって、視点も発言も変わってくる。その発言の背景を知れば納得できることが多い。

・話を聴く時には、態度、表情等、聴く側のリアクションが大事。

・話す側は、「何を言ったか」ではなく、「どういう気持ちで言ったか」が大事。言葉と共に気持ちが伝わっていく。

・話を聴いている時の自分の気持ちを意識すること、

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 「こういう話は苦手だなぁ」等自分のクセを知ることも大切。といったコミュニケーションのポイントについて、ワークをたくさん取り入れながら教えて頂きました。

 

後半は、ワールドカフェで、

①利用者さんからもらった嬉しかったこと

②日々の仕事の中で嬉しかったこと

についてお話をしました。初対面の方も多かったと思いますが、どのテーブルも大変盛り上がっていました。

 

実は今回の研修会は、昨年度と同じテーマ、同じ講師をお招きして開催いたしました。そのため、昨年度に引き続きご参加くださった方には1年の振り返りや積み重ねに、また初めてご参加くださった方には新たな気づきを多く得られる研修会となったのでは...と思います。

終始和やかな雰囲気の中、コミュニケーションの大切なポイントを実感を得ながら楽しく学ぶことができました。

 

 次回第4回研修会は、

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2020130日(木)午前9301130

テーマ「大人になるってなんだろう⁉

         働くってなんだろう⁉」

を予定しております。

ぜひご参加ください!

 

2019年12月18日 UPDATE
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2019年度第2回サービス向上部会研修会が開催されました!

2019910日(火)、今年度2回目となるサービス向上部会主催の研修会が開催されました。サービス向上部会の研修会は、良い支援を行うためには支援者自身が元気である必要があることから、「支援者も元気になる!!」を大きなテーマにし、研修会を開催しております。今回は「支援者も元気になる!!~ココロもカラダもリフレッシュ♪~」と題し、レクリエーション講師の春原輝明氏を講師にお招きしました。


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まずは講義で、身体を動かすことの大切さ、「こわ~い運動不足」や「笑いの効用」などにいて教えて頂きました。その後はレクリエーションの実践です。みんなでになってワイワイとレクリエーションをおこなったり、チーム対抗戦で楽しんだりと、様々なレクリーションを教えて頂きました。皆さん自然にレクエーションにのめり込んでいき、真剣に取り組まていました。初めて会う人とも自然と体を触れ合ったり協力したり、あっという間に打ち解けてしまう感じがありました。楽しみながら、コミュニケーションを深め、身体も動かし、レクリエーションのすごさを実感しました。


 先生からは、「良い支援を行うために、ストレスを持ち越さない事が大切。そのために職場内で"報・連・相"を十分に行うこと。また何か問題が起きた場合には抱え込まずに、職場全体の問題として考えること。他の職場ではどうしているのか情報共有することも大切。」とのお話もいただきました。


 研修会で教えて頂いたことは、利用者とのやり取りにも、職員同士のやり取りにも活かせるものばかりでした。まさに「支援者も元気になる!!」研修会となりました。

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2019年09月18日 UPDATE
カテゴリ:活動報告

地域生活支援拠点等事業検討会主催 2019年第1回研修会が開催されました!

2019719日(金)、地域生活支援拠点等事業検討会主催の研修会 「児童の支援体制について 昔~今」が開催されました。福祉・教育・行政等様々な立場の方、約60名の参加がありました。

研修会では、北信圏域ならではの児童を支える地域の仕組みについて、その仕組み作りを牽引してこられた福岡寿氏を講師に招き、その歴史・取組についてお話して頂きました。


 北信圏域には「保育園訪問」という仕組みがあります。地域の支援者がチームを作って、各園の年少・年中・年長のクラスを見させて頂き、保育園の先生方と地域の支援者が一緒に気になるお子さんへの支援やクラス作りを考える取組みです。取組みを継続する中で、年長児を見るチームには市町村の教育委員会の就学相談担当者も加わって、対象児の姿を知った上で就学相談が行える仕組みが出来上がってきました。保育園訪問を行うチームの顔ぶれが、相談支援専門員、療育コーディネーター、臨床心理士、保健師、家庭児童相談員、教育委員会就学相談担当者等7名から構成されていたため、「7人の侍」と呼ばれていたそうです。改めて、この取組みのすごさ・重さを感じました。


 福岡さんからのメッセージには、

〇関係機関が縦割りにならず、横のつながりをしっかり持って、小さいころからチーム支援をしていくことが大事。これができていないと、親が必死に勉強して、「自分が何とかしなければ」となってしまう。そうやって親が我が子のために必死になればなるほどクレーマー的にみられてしまう。子は年齢とともに親から離れていくのが通常。親だけが頑張ることのないように、親が支援チームに我が子を託せるようにしていくことが大事。

〇気になるお子さんに関しては、福祉・教育・行政が連携して、乳幼児健診から保育園へののり代、保育園から小学校へののり代を丁寧にもち、何か事が起こらない様に支援会議で様子を追っていく(事が起きてからの支援会議では手遅れ)、その取組みを人が変わっても続けられるよう仕組みにする、また地域の共通理解にすること。


といったこともありました。


 今回の研修会では、この地域の児童支援の経過を教えて頂きましたが、これに限らず、地域にある様々な取組みについて、担当者も変わっていく中で、どういった背景で、どういった狙いで出来上がってきた仕組みなのか、時々振り返る必要性も感じさせられました。経過を踏まえたうえで、この地域の実情に合った取組みの充実に向けて地域生活支援拠点等事業検討会も協議を進めていきたいと思います。


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2019年08月05日 UPDATE
カテゴリ:活動報告

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